ホストファミリーにも朗報!配偶者控除の見直しで、家計も助かる!?

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◆家計を助ける配偶者控除

年末年始に向け、何かと入り用になることも多いこの時期、家計簿とにらめっこしながら「もう少しお金があれば」とお思いの方も、いらっしゃるかもしれません。年長さんのいるご家庭や受験生を抱えているご家庭では、年が明けて4月の入学式を迎えるのにかかる費用も頭が痛いところかもしれません。

そんな皆様に朗報です。配偶者控除の上限が引き上げられる案が協議されています。

 

◆配偶者控除とは?

ご存知の方も多いかもしれませんが、ここで、簡単に配偶者控除について説明します。

お金を得ると、得た金額に応じて所得税を支払います(お給料からは予め天引きされて会社が一括して支払っている場合もあります)。ちょっとしたアルバイトやパートで得たお金にも所得税がかかります。

ただ、家計を助けるためにほんの少し働いただけなのに、フルタイムで働いている人と同じだけ税金をかかるのでは、働いても実際に残るお金がほんの少しだけになってしまいますよね。

そこで結婚されている方で結婚相手(配偶者)よりも得た金額が少ない場合、1年間で103万円までは所得税を軽くするというのが今までの配偶者控除でした。来年度からは結婚相手(配偶者)の収入によって130万円か150万円のどちらかの金額までは所得税を軽くしてもらえるように協議中です。

いずれにしても、年間130万円までは支払う所得税が少しで済むようにしてくれているのが、配偶者控除の仕組みです。

 

◆専業主婦でもお金を得ると所得税がかかります。

「私は専業主婦で、パートにも出ません」という方の多くが「所得税なんて関係ない」とお思いかもしれません。

・趣味で作ったニットのセーターをフリーマーケットで売った
・大掃除で出てきたアイドルのプレミアグッズをオークションで売った
・使わなくなったベビーカーをリサイクルショップに売った

これらは全てお金を得ていますから所得税を気にする必要があります。「商売じゃなくて単なる趣味なのに」ですとか「生活の一環でやっただけなのに」というのは税務署には通じません。大掃除の際にお宝を見つけた方は、どうぞご注意ください。

もちろん、専業主婦でも株の売買などで利益を出すと所得税がかかります。時々、雑誌やワイドショーで特集が組まれる「主婦の小遣い稼ぎ」に登場するものは(ほんの一部の懸賞などを除いて)基本的に全て所得税の対象です。

 

◆入ってきた収入に税金はかかるの?

ホームステイを受け入れるホストファミリーは、一般的にお金を受け取ります。

大学や語学学校などの教育機関からのホームステイを受け入れると、その教育機関から謝礼を受け取ることになります。地方自治体などの姉妹都市から交換留学を受け入れると、姉妹都市からではなく地方自治体から謝礼を受け取ります。他の経路でもホームステイを受け入れるとホストファミリーはお金を受け取ることになります。

当協会では、お金を受け取って頂くことを推奨しております。もちろんボランティアは素晴らしいことですし、単なるお金目的の受け入れには反対です。しかし、自己犠牲になってはいけないと考えています。続けることもできません。
お金を得ると、得た金額に応じて所得税を支払う必要がありますので、当然ながらホストファミリーも所得税が関係してきます。

一般的にホストファミリーが受け取る謝礼の中には、ホームステイで滞在する人が食事をしたり、電気や水道を使ったりする費用も含められています。このような費用はホームステイを受け入れるのに必要なお金でホストファミリーの手元に残りませんので「必要経費」とみなされます。

受け取ったお金の合計から、手元に残らない必要経費を引いた残りが、ホストファミリーが得たお金となります。所得税を考える時は、この引き算をした後のお金で考えます。

※どこから謝礼を受け取るかによっては、税金がかからない場合もあります。たとえば、「ホームステイ実施機関を通じ受入家庭に支給する謝礼金に対する所得税の取扱いについて(国税庁)」を参照ください。http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kobetsu/shotoku/shinkoku/860331/01.htm

 

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◆年間収入130万円までは控除されるようになる!?

130万円を12で割ると、約10万円です。1週間ですと、およそ2万5千円です。1日だと3千円〜4千円ぐらいです。

ホームステイをする場合、一般的にはホテルに宿泊するよりも安く宿泊することができます。それを思うと、必要経費を引いて残りの1日3千円が手元に残るというのは、家計にとってかなり大きいのではないでしょうか。1年365日ずっと1人2人のホームステイを受け入れ続けても、配偶者控除の範囲内に収まります。

ホームステイを受け入れるホストファミリーが「お手軽」なところは、パートやアルバイトと異なって、自宅でできることです。それも、ありのままの日常生活を送ること以外に何か特別なことは不要です。在宅勤務(SOHOやテレワークや内職)と異なり、お金を得るために時間を取られることもありません。

ホームステイで来た子も含めた家族全員で普段通りテレビを観たり、普段のお買い物にホームステイで来た子を連れて行ったり、「家族が1人増えた」だけの生活でお金を得ることができます。そして何より生活が楽しくなります。世界中からやって来る人と接することで、家族全員の視野が広くなります。日常生活で自然と英語を使う機会が生まれます。コミュニケーション能力が向上します。

 

…と、まだまだホームステイを受け入れる魅力はたくさんあり、もちろんそれはお金の面だけではありません。しかし、お金は大切で重要です。お互いがハッピーになるためには、適切なお金を頂くことも必要だと当協会では考えています。

今回のこの配偶者控除の枠の見直しによって、103万円から130万円or150万円に引き上げられることによって、手元に残るお金が増えることは、わたし達ホストファミリーにとっても嬉しいニュースです。

 

適切なお金を頂きながら、配偶者控除を活用して、ホストファミリーを楽しみましょう!

 

 

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