中学・高校生の英語力が危ない

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◆およそ3人に2人が落ちこぼれ

2017年4月5日に、2016年度の「英語教育実施状況調査」の結果が文部科学省によって発表されました。
その結果、政府が目指すレベルの英語力が身についている生徒は、中学3年生で36.1%、高校3年生で36.4%しかいないことが判明しました。この調査には私立に通う子が含まれていませんが、実に3人中2人が十分な英語力のない「落ちこぼれ」であることになります。

この調査は既に何年か連続して行われています。去年の結果と比較しても、大して改善されていません。

 

◆政府の目標

この調査の背景には、日本の国際化に向けて英語教育を充実させてきていることがあります。小学校でも英語に触れる時間があることなどをご存知の方も多いでしょう。
そのような政策を通じて政府は2017年度までに中学3年生の半分以上が英検3級程度、高校3年生の半分以上が英検準2級程度の学力を持つことを目標にしていました。この4月に発表された結果は2016年度の結果で、目標としていた期限には実質的にあと1年あります。しかし現時点で2017年度の目標達成は厳しい見通しです。

参考までに、目標の引き合いに出されている英検のレベルは、決して高いものではありません。特に高校生に関しては、元々は英検2級が高校卒業程度のレベルとして定められていたのですが、この2級の合格率が低いために新たに3級と2級の間に設けられた準2級を目標としています。

 

◆学校教育に任せっきりで大丈夫ですか?

この調査は学生の学力だけの調査ではありません。実は教員の英語力についても目標を定めて調査しています。
教員の英語力が政府の目標を超えた割合は、中学の教員で32%、高校の教員で62.2%にとどまります。言い方を変えると、中学では生徒と同様3人中2人の教員が「落ちこぼれ」となります。高校では3人の先生に習うと1人「落ちこぼれ」の先生に当たることになります。

もちろん学校の先生に求められる能力は英語力だけではありません。授業の他にも学校の中で先生が活躍する場面は多くあります。英語力が政府の目標に達していなかったというだけで、その先生に価値がないワケではないのは事実です。

でも…正直なところ、不安ではないでしょうか。
「ひょっとして、我が子が政府の目標とするレベルに届いていないのは、出来の悪い先生に当たったせいでは?」と思いたくなる保護者もいるかもしれません。

 

◆お子様、英語に興味はありますか?

大切な我が子の英語力が乏しい原因が先生かもしれない、と思うのは、次のデータを確認してからでも遅くはないでしょう。

発表された「英語教育実施状況調査」によると、英語が好きかどうかと、目標のレベルに到達したかどうかには深い関係があることも報告されています。
特に「話すこと」が目標のレベルに達した子の8割近くが英語を好きであるのに対し、目標のレベルに到達しなかった子で英語が好きな子は45%程度にとどまります。さらに、「書くこと」が目標のレベルに達した子では7割以上が英語を好きであるのに対し、目標のレベルに到達しなかった子は半分以下の35%にとどまります。

どちらが卵でどちらがニワトリかという疑問は残りますが、お子様の英語に対する興味をかき立てることができれば、お子様の英語力が伸びる可能性があります。また、実際に英語を使って何かをしたいという気持ちになれば、お子様の英語力が伸びる可能性があります。

 

◆イマドキの子は冷めている

とは言うものの、イマドキの子は冷めています。将来の夢を熱く語れる子は少ないです。

「将来、何になりたいの」
「別に喰っていければいいんじゃないの」

夢や将来だけでなく、生粋のオタクも減ってきています。アニメが好き、マンガが好きと言っても、それは商業的に作られた範囲のオタクであって、生粋のオタクではありません。
海外の芸能人のファンになっても、ファンレターの1本も書かないでキャーキャー内輪で盛り上がる程度です。

 

◆何でもネットが解決してくれる

パソコンの Windows で、一般家庭にも普及してきた Windows 95 が発売されたのが1995年のことです。ちょうど2017年の3月に高校を卒業した子達は、その次の Windows 2000 が登場する頃に生まれています。
ちょうど電話回線でインターネットにつなぐ時代からLANケーブルでつなぐ時代に切り替わる頃に生まれています。ITバブルという言葉が出始めた時期です。

そのような時代に生まれたこの世代の子達は、ネットであれこれ調べていたら英語のサイトにぶつかったとしても、すぐに翻訳サイトを使います。英語を英語のまま理解することや、日本語に直すと同じ言葉なのに意図的に特定の単語を使っている心を理解しながら読むことを最初から放棄しているのです。
そもそも、そういう必要すら感じていないかもしれません。ドラえもんのコンニャクではありませんが、英語なんかしゃべれなくても近い将来に自動翻訳が標準装備される時代が来ると思っているかもしれません。実際、今も困ったらスマホがありますし。

 

◆お子さんに困難な場面を

私の同級生に「実社会に出たら学校のテストとは違って辞書を使えばいいからスペルなんか覚えなくったって構わない」と開き直っていた同級生がいました。
この同級生は社会人になってから、ふとした折に職場で英語を任されることがあり、「実社会に出たら辞書を引いているヒマはない」と気付いて苦労していました。「即答できないとカッコ悪い」と気付いたのです。

この同級生と同じように、いちいちスマホで翻訳していられないような場面をお子さんに与えれば、英語に取り組む姿勢や考え方が変わり、英語力も伸びる可能性があります。

学校教育だけでは不十分かもしれないことと合わせると、確かに塾や家庭教師を検討するのが一般的でしょう。でも、中学・高校生のお子さんは部活に学校行事に忙しいです。塾や家庭教師でお子さんの負担が増えて消化不良になっては元も子もありません。家計の負担も無視できません。

そこでオススメなのが、ホームステイを受け入れるホストファミリーになって外国人のいる生活をすることです。
朝ごはんや夕飯の時に、生きた英会話の勉強ができます。もちろん、お子さんだけではなく、家族全員が生きた英会話を実践できます。
ホームステイを受け入れることは、日常生活そのままですので、塾など学外の教育をつけるのに比べてお子さんにかかる負担が少なく済みます。家計に関して言えば、ホームステイを受け入れたことで増える食費や光熱費は、きちんと謝礼として受けることができますので、特別に出費が増えることは少ないでしょう。

ついでに言うと、ホームステイを受け入れることで防犯上も役立つことがあります。
例えば夜、お子さんにちょっと近所のコンビニまで買い物を頼むような場合、ホームステイで来た子と一緒に行ってもらえば、一人で外出しないで済みます。もちろんホームステイで来た子は日本のコンビニを見学する良い機会になります。お子さんにとっても、「次の角を右に曲がるよ」などと嫌でも英語で説明しないとならないでしょう。

いかがでしょうか。
ホームステイを受け入れることについて詳しく知りたい方は、日本ホストファミリー養成協会にお問い合わせしてみてください。

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