佐賀県がホームステイ受け入れをして町おこし

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◆佐賀県にホームステイする外国人が増えている!

皆様、佐賀県と聞いて、何を思い浮かべますか?

佐賀県は九州にあります。それ以上、何も思い浮かばないという方もいらっしゃるかもしれません。参考までに佐賀県は九州の中で最も面積が狭く、人口も少ない県です。ブランド総合研究所が2015年に行った「地域ブランド調査」の中の「魅力度47都道府県ランキング」で下から2番目にランキングしている県です。

実はそんな佐賀県で今、ホームステイをする外国人が多いのです。

日本ホストファミリー養成協会に寄せられる質問の中に、「我が家は○○県△△郡にあるのですが、こんな田舎でもホームステイを受け入れられるでしょうか?」といった質問が多く寄せられています。今回は、(佐賀県には大変申し訳ないのですが)そのような場所でも受け入れられることを、佐賀県のケースで紹介したいと思います。

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◆ワールドカップを支えるホームステイ

そんな佐賀県を流れる嘉瀬川の河川敷では、毎年秋にインターナショナルバルーンフェスタという熱気球のワールドカップが開催されます。今年もプレイベントを含めて2016年10月28日から11月6日の10日間にわたって開催されました。世界中の31ヶ国から、130万人もの人が参加する世界大会です。

ところで、九州で最も小さい県である佐賀県でホテルを探すとなると、なかなか大変です。そこで佐賀県では外国からの選手が一般家庭にホームステイする「バルーンフェスタホームステイ事業」があります。今年は42チーム158人もの選手がホームステイを希望しました。

 

◆佐賀大の留学生が2泊3日のホームステイ体験

熱気球のワールドカップとは別に、11月25日から佐賀大に通う留学生の2泊3日のホームステイが始まりました。これは佐賀県国際交流協会が毎年実施しているものです。

一般的に留学生がホームステイをするというと、少なくとも3ヶ月ぐらいずっと滞在するような印象があるかと思います。このホームステイは日本人の普段の生活を知ることが目的で、既にある程度は日本語を使える留学生がホームステイするというものです。

「日本語しか話せないけどホームステイの受け入れに興味がある」、あるいは「ほんの数日だけなら受け入れてみたい」という方は、このようなケースからホストファミリーを始めてみてはいかがでしょうか。

 

◆地方自治体が、町おこしにホームステイを活用!

このように、佐賀県では積極的にホームステイを活用しています。ホームステイの受け入れが、宿泊施設の不足が解消するだけでなく、地域活性化や町おこしにもつながるからです。

日本を訪れる外国人にとっても、決して観光するだけでは知ることのできない日本の文化を体験できることは、とても価値のあることです。その後の人生を変える貴重な経験になったという外国人もいます。

元サッカー日本代表監督のイビチャ・オシムさんは、若かりしころ、東京オリンピックで来日したときに見ず知らずの日本人からリンゴをもらい、日本人の優しさやホスピタリティに本当に感動したそうです。

(脳梗塞で倒れた時)

日本人は素晴らしかった。
多くの日本人から手紙をもらった。
うれしかったし、驚いた。
感謝しなければならない。

これがわたしの命を救った。
家から遠い国でこういうことが起きると、なぜだろうと考える。
そんなに外国人のことを心配してくれたのは、
わたしが人生で何かに成功したということだろう。
なぜかが分かっていなければならない。

そうすれば、また繰り返すことができる。
生き続ければ何が起きるか分からない。

イビチャ・オシム 前サッカー日本代表監督
2009年6月
共同通信の単独インタビューにて

 

日本中にホームステイ受け入れの文化が広がり、

結果的に世界中に日本のファンが増えていくことを願って!

 

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