自宅で民泊を受け入れるということ

Pocket

  初めてホームステイを受け入れたカナダ人の女の子が、突然我が家に帰ってきました。急遽明日、会社の研修で東京に来なければといけなくなったと、佐世保から舞い戻ってきたのです。

◆初めて自宅でホームステイ受け入れ

 彼女は、今から2年前我が家にやってきました。フランス語圏のケベックから、1年間早稲田大学で日本語と日本の文化を学ぶために、やってきました。19歳とは思えないほどしっかりしていて、とてもチャレンジ精神旺盛な女の子。

 当初はほとんど日本語が話せず、駅から自宅までの帰り道に迷ってしまい、警察から電話がかかってきたこともありました。ナッツアレルギーで、バイキングで食事をしていたら、突然不調を訴えだしたこともありました。

 しかし、持ち前の頑張りで、新しいことにもどんどん挑戦しました。あっという間に日本語が上達して、帰国するころには日本語がペラペラ。われわれ日本人よりも、日本の文化を理解し、愛してくれました。本当に家族のような存在になりました。

 当時3歳だった長男は、彼女から英語を学び、彼女から世界というものを教えてもらいました。本当のお姉さんのようになついていました。帰国する時には、思い出の動画を家族で見ながら、みんなで涙しました。

 10482831_667738916643279_5897760894545511150_n

◆ホームステイから夢を叶える!

 カナダに帰国して半年後、長崎ハウステンボスでインターンシップの話しを見つけると、「大好きな日本で働きたい!」とすぐに戻ってきたのです。高校生よりも低い時給にも、文句も一言も言わず働きました。長崎に久しぶりに会った時には、佐世保弁を話すようにもなっていました(笑)。一回りも二回りも成長していました。

 そして、奇跡が起きました。彼女の夢だった東京で今年4月から働くことが決まったのです。東京で暮らし、東京で働くことが決まりました。内定者研修で長崎から東京に来る時は、我が家のように「ただいま」と帰ってきてくれることが何よりも嬉しいです。

 12308445_792463787529307_1373599049113846789_n

◆自宅で民泊を受け入れるということ

 昨日も急遽帰ってきました。

   今受け入れているスイス人の女の子と一緒に、食卓に並んだ純和食を食べながら、母国語のフランス語ではなく、日本語で会話しています。なんだかとっても不思議な感覚に襲われます。二人ともお年ごろの22歳なのに、男の子やアイドルの話しではなく、シリアの難民の問題について会話していました。

 ときどき交じるフランス語に、5歳の長男は目をパチクリして聞いていました。今では、長男はまだ英語は単語を発するぐらいですが、英語はかなり理解できるようになっています。二人がときどき話しいるのは、日本語でも英語でも無いということも理解しているようです。2歳の次男も「りんごはアッポー」と綺麗な発音で笑わせくれるようになりました。

 自宅で民泊を受け入れるというのは、決してお金だけではなく、家族と素晴らしい時間を共有できることだと私は思います。何気ない普段の食卓から世界へつながっていくことが、何よりも嬉しいです。

 IMG_4585

Pocket

関連記事

コメントは利用できません。

新着記事をメールで購読

メールアドレスを登録すれば、新着記事をメールで受信して購読できます。

ページ上部へ戻る