全国の約1万5000件の民泊を厚労省が調査

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◆民泊の実態調査に政府が乗り出す

 マンションの空き室などに旅行者を有料で宿泊させる「民泊」について、厚生労働省がAirbnb(エアビーアンドビー)などに登録されている全国の約1万5000件の民泊物件の調査に乗り出すという記事が出ていました。

「民泊15000件、初の全国調査へ…厚労省」

マンションの空き室などに旅行者を有料で宿泊させる「民泊」について、厚生労働省は10月にも、全国の約1万5000件の民泊物件を対象にした初の全国調査に乗り出す。

民泊は、2020年東京五輪・パラリンピックなどに向けて増加が見込まれる外国人旅行者の受け皿と期待されるが、無許可営業が横行し、住民とのトラブルも相次いでいる。同省は物件情報をリスト化し、対策の検討や行政指導などに生かす考えだ。

(読売新聞 YOMIURI ONLINE 2016年09月24日)

◆違法民泊や違法Airbnb(エアビーアンドビー)の取り締まりが強化

 こうした政府の動きに連動するかのように、保健所や警察が違法民泊や違法Airbnb(エアビーアンドビー)を取り締まろうとする動きが出てきています。

 わたしのところにも、毎日新聞や朝日新聞に掲載された記事を見た保健所や警察から、当協会の電話番号を通して連絡が入りました。

 当協会のホストファミリー養成講座を受講された方のところ数名にも連絡が入っています。

 強い口調で「民泊をしてはいけない」と指導を受けたという話しも聞いています。

◆「民泊」を英語で言うと「ホームステイ」

 今問題になっている民泊は、アパートやマンションの1室をホテル代わりに提供する民泊です。

 一方、わたし達が実践し、当協会で教えているのは、今問題になっている民泊ではありません。

 たしかに、初めてホームステイを受け入れる人のために、Airbnb(エアビーアンドビー)のような民泊ツールの使い方を、当協会の講座で教えています。

 いきなり長期から受け入れを始めるよりも、1日から1週間の短期の受け入れから始める方が良いため、その手段の1つとしてAirbnb(エアビーアンドビー)のような民泊ツールを教えているのです。

 「民泊」を英語で言うと「ホームステイ」です。

 本来の民泊の意味は、ホームステイの受け入れをすることを指すはずだったのです。

 それが、単なるお金儲けのために周りの迷惑を考えない一部の心許ない人達のために、日本では民泊がすっかり悪いイメージが付いてしまいました。。。

 わたしはそれが悔しくして仕方がありません。

子供との交流

◆保健所や警察も知らなかった

 多くの保健所や警察は、「民泊とホームステイの違い」を把握していませんでした。

 Airbnb(エアビーアンドビー)は、すべてが今問題になっている民泊だと考えていたところもあります。

 Airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊ツールは、自宅で安全にホームステイを受け入れする手段の1つに過ぎません。

 日本の日本語学校や大学に留学しにきた学生が、学校やエージェントを通さず、Airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊ツールを通して、ホームステイしにくることもよくあることだからです。

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◆ホームステイという文化を絶やしてはいけない

 ホームステイの受け入れは、日本の文化を外国人に体験してもらうための、とても大切な文化だとわたしは考えています。

 日本を観光しただけでは決して知ることのできない、リアルな日本を知ってもらう貴重な貴重な機会だからです。

 わたしがこのようにお話しすると、保健所や警察の方も理解を示してくださいました。

 日本の良さを外国人に知ってもらいたいという気持ちは同じなんだなと感じました。

 子供の英語教育のためだけでなく、世界中に日本のファンを広げるためにも、これからもホームステイ受け入れを続けていきいたいと思います。

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