東大でも教えない国際教育を、家庭でできる方法とは?

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◆世界の大学ランキングが発表。東大は?

2016年6月20日、イギリスの教育誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーションが中東を含むアジアの大学ランキングを発表しました。今まで3年連続でアジアのトップに君臨していた東大がその座をシンガポール国立大学に受け渡し、7位に後退しました。

東大に限らず、2015年のランキングで上位100位以内に入っていた19の日本国内の大学のうち5校が100位から姿を消しました

毎年ノーベル賞を受賞する日本人が誰かしら出ていることからもわかるように、日本の高等教育それ自体は決して質の低いものではありません。その証拠に2016年11月に同じくタイムズ・ハイヤー・エデュケーションが発表した世界中の大学のランキングで東大は34位に位置しています。

「アジア大学ランキング、東大がトップ陥落、7位に 課題は資金と国際化」

アジア大学ランキングで東京大学が3年連続の首位から7位に陥落した。日本の大学の課題は、資金の少なさと国際観の低さと指摘している。

(ITmediaニュース http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1606/21/news083.html より)

もう少し細かくランキングを調べてみると、世界ランキングで東大は昨年度43位でした。同じく世界ランキングで京大は88位から37位に大幅に順位を上げています。世界ランキングで見ると順位が上がっているのにアジアで見ると下がっているのには理由があります。

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◆アジア諸国の大学を強くした要因

日本国内の大学よりも他のアジア諸国の大学が高く評価されている背景には、大学の国際化が大きく影響していると言われています。

・外国人の教員の割合
・留学生の割合
・卒業後に国外で就職する卒業生の割合
・授業が英語で行われる割合

このような数字が低い大学は「国際化がされていない」とみなされ、低くランキングされるそうです。

 

◆国際教育は大学だけは難しい

このようなランキングが発表されて「日本国内の大学も国際化が必要」と言うのは大いに結構ですが、日本国内の大学が国際化したところで、そこに入学する学生がついて行けなければ意味がありません

そのようなことを見越して、高校によっては授業を英語で行ったり、英語の授業をネイティヴの先生が行うことで国際化に対応しようとしています。塾の中にも工夫をしている塾があります。

ただ、残念ながら、そのような高校や塾の取り組みで本当に国際化は可能なのでしょうか。
当たり前ですが、ここでも「ついて行けるか」の問題がつきまといます。仮について行けるとしても、これが国際化でしょうか。そもそも国際化イコール英語化ではないですよね。

 

◆国際教育は家庭で、しかもお金を頂きながら

「国際化とは」といったことは、ここでは触れませんが、国際化を考える時、特に

・留学生の割合
・卒業後に国外で就職する卒業生の割合

について考える時、「誰とでも付き合える」ことですとか「幅広い視野を持っている」ことが必要なのではないでしょうか。そして、このような能力は、わざわざ学校教育で伸ばすものではなく、いくらで家庭で伸ばすことのできるものです。

国外からホームステイでやってくる人は、実に様々なバックグラウンドの人がやってきます。ホームステイでやってきた人は、時として私達が想定していないようなことをするかもしれません。

そんな時に大人がどう対応するかを見ることも、子供にとっては学校ではあまり学べない貴重な学習の場となります。ひょっとしたら私達が想定していなかった方法のほうが合理的だと気付くかもしれません。

いかにも昭和な時代のように放課後に「遊ぼう」と友達を誘うようなことが減った今こそ、ホストファミリーになってホームステイを受け入れることが、多様性に対する適応能力やコミュニケーション能力や幅広い視野を養う機会を与えることにつながるのです。

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