今だから言える、留学前にやっておいた方がいい準備(7)ホームステイ編

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前回は住居についての情報をご紹介しましたが、今回はその中のホームステイについて詳しく書いていこうと思います。

一人で海外生活するのは不安がたくさんありますが、良いホストファミリーに出会えたらその多くの不安が解消されます。反対にあまり良くないホストファミリーの下でのホームステイは、ホームステイの良さを味わえずに終わってしまいます。

私はこれまで二度のホームステイ経験があり、一度目はあまりいい思い出はなく、二度目は素晴らしいホストファミリーに出会うことができました。これらの経験から、良いホストファミリーと良くないホストファミリーの比較、そしてホストファミリーの探し方などもご紹介したいと思います。

 

1、カナダでのホームステイ

私は中学3年生の時の夏休みに、一か月間一人でカナダへ行きました。英語を勉強するためです。
カナダのある大学が、英語を母語としない子どもたちを対象にした英語研修プログラムを実施しており、私はそれに参加しました。

その研修では、大学の寮に泊まるか、大学の近くの家にホームステイをするか選ぶことができました。料金はほとんど同じだったと思います。

私はできるだけ現地の方と交流したかったので、ホームステイにしました。両親も、近くに面倒を見てくれる大人がいた方がいいと思っていたようで、ホームステイを希望していました。

しかし残念なことに、私がお世話になったホストファミリーは、実は「ファミリー」ではなく、営利目的でホストをやっていた一人の女性で、私や他の留学生とはあまり交流を持ちたくないというスタンスの方でした。

初日に空港には迎えに来てくれましたが、毎日通う大学までは、大学名と最寄りのバス停の名前のみ書かれた紙を渡されただけで、15歳の英語が話せなかった私はほんとうに不安でした。結局初日に一人で大学へ向かったのですが、バス停の場所がわからず、泣きそうになりながら歩いていたお姉さんに紙を見せ、一緒にバス停まで連れて行ってもらい、なんとかたどり着くことができました。

食事も、昼はお弁当を持たせてくれる約束だったのに、毎日同じサンドイッチ一つだけで、いつもおなかがすいていました。授業が休みの日にどこかへ連れて行ってくれることもありませんでした。

反対に、大学の寮で生活していたほかの受講者は、毎日とても楽しそうでした。寮から教室までは10分もかからないし、食事も大学のカフェテリアで好きなものを注文できるし、夜も休日も仲良くなったクラスメートとおしゃべりできるしで、私も寮にすればよかったと、本当に後悔しました。

私の場合は極端に良くないホストに当たってしまいましたが、営利目的でホストをやっている方の場合は、こういうことも十分にあり得ます。

 

2、スウェーデンでのホームステイ

スウェーデンに来て最初の1か月はホームステイさせてもらいました。

2か月目からは、学校の寮に入ることが決まっていたのですが、学校が始まる前にスウェーデンに慣れておきたかったので、その期間ホストファミリーにお世話になりました。

スウェーデンのホストファミリーは、お父さん、お母さん、私と同年代の息子さん一人と年下の娘さん二人という家族構成でした。全員とても親切で、スウェーデン生活のいろはをすべて教えてもらいました。

ケータイの手配や冬服の準備、フロアボールのチーム探し、そして学校までは家族全員で一緒に行ってくれました。夏休み中ということもあり、毎日のようにストックホルムを案内してくれました。
夜はスウェーデン語を教わったり、日本語を教えたりして、本当の自分の家の様に居心地がよく、素敵な時間でした。

一か月お世話になり、寮へ引っ越す時は、私も娘さんも号泣でした。

このホストファミリーとは今でも交流があります。第二の家族です。彼らはカナダのホストと違い、営利目的ではなく、善意だけで私を住まわせてくれたのです。

 

3、ホストファミリーの探し方

ここで、私がどうやってスウェーデンのホストファミリーと出会ったかをご紹介したいと思います。
学生寮に入るまでの一か月間、ホームステイがしたいと思い、インターネットでホストファミリーを探してました。

でもホストファミリーを斡旋しているサイトに登録して紹介してもらっても、またビジネスでホストをやっている人たちに当たる可能性があるなと思い、他の手段を取りました。

スウェーデンとつながりのある友人(または友人の友人)一人ひとりに、ホームステイを受け入れてくれる友達はいないかと聞いて回ったんです。

その時に私の情報として、フロアボールの選手でフロアボールがやりたくてスウェーデンに行くこと、大学で教育を専攻していて、日本語教師の資格があることをアピールしていました。

そうしているうちに、スウェーデンの高校で日本語の先生をしている日本人の方と知り合うことができ、先生の授業を取っている生徒さんたちに私を受け入れてくれる家庭がないか聞いてくれたんです。日本語を勉強している生徒さんたちだったので、中でも意欲が高い生徒さんは私が日本語のネイティブで、教える資格があることに食いついてくれました。

その先生から、二家族が受け入れ可能だという連絡をいただき、その中の一人がフロアボールをやっている生徒さんだったので、そちらにお世話になることになりました。
これが私とホストファミリーとの出会いです。

 

4、win-winのホームステイ

そこからスウェーデンのホストファザーとのやりとりが始まったのですが、彼は最初からお金は一切いらないと言ってくれました。

その代わり、できるだけたくさん、日本語で娘たちと話してほしいと言われました。
上の娘さんが高校で日本語を勉強していた生徒さんでしたが、下の娘さんも日本語にとっても興味があったので、二人に日本語を教えてほしいとのことでした。

私は貧乏留学生だったので、本当にありがたかったし、ホストファザーも、娘さんたちが日本語を話しているところを見てとても喜んでいました。

このように、自分の強みをアピールしてホストファミリーを探すと、お互いにとってプラスとなるシチュエーションでホームステイできる可能性があります。
営利目的だけでなく、本当に留学生に興味を持ち、交流したいと思ってくれるホストを探すことで、良いホームステイ体験となると思います。

以上、今回はホームステイ編をお届けしました。

現在ホストファミリーをやっている方や、今後ホストファミリーになられる方には、ぜひ良いホストファミリーになっていただきたいと願っています。ホストファミリー養成協会様のノウハウを学び、ぜひ最高のホストファミリーになってください!

次回はホームステイ先や留学先でお世話になる方々に渡す、日本の喜ばれるお土産についてご紹介したいと思います。

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